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mj.エンドルフィン

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2013/06/01
贈り物] 氷川こち様への贈り物
2013/06/01
贈り物] 休日の香り
2013/06/01
贈り物] 春風華(しゅんぷうか)
2013/06/01
贈り物] 火花
2013/06/01
贈り物] 頑張れ新丸子裕司
2013/06/01
贈り物] 取るに足りないもの
2013/06/01
贈り物] きみが媚薬(R-18)
2013/06/01
贈り物] 愛されすぎるきみはすこしきらい
2013/06/01
贈り物] 無錠の檻
2013/06/01
贈り物] 密室
2013/06/01
贈り物] 束ね緒(つかねお)
2013/06/01
贈り物] 七夕
2013/06/01
贈り物] 追いかけっこの結末は
2013/06/01
贈り物] 君の、特別な
2013/06/01
贈り物] 午後の余花
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 概要: 

贈り物] 氷川こち様への贈り物

 概要: 【プラセボ】のこちさんのキャラクターを使わせて頂き、ちまきが二次創作したものです。公式設定とは異なる状況が盛り込まれますので、混乱なさらないようお願い申し上げます。■Text■午後の余花君の、特別な追いかけっこの結末は七夕束ね緒密室/無錠の檻愛されすぎるきみはすこしきらいきみが媚薬R-18取るに足りないもの頑張れ新丸子裕司火花春風華休日の香り...

贈り物] 休日の香り

 概要:  からりと晴れた休日の朝である。  サービス業ならば土日などという曜日に関係なく忙しく勤めるのであろうが、横濱商会は多くの企業と同じく週末に休みを設けてあった。  その横濱商会社長の一人息子かつ一社員である湊吾は、射し込む陽光をものともせず寝こけ、再三起床を促す従者の声も無視して、やっと起きてきたのは昼近く。「休みなんだから、いいでしょ」と、悪怯れない笑顔の持ち主にその従者――反町は、嘆息するしかなか...

贈り物] 春風華(しゅんぷうか)

 概要:  一面の薄紅。  歩めばふわりと舞い上がるそれらは、桜の花びららしい。  淡い桜色の絨毯に射干玉ぬばたまの長い髪を拡げ、見慣れた姿が横たわっていた。近づけば、確かに二十年自分の傍らにいた幼馴染みで、彼は澄んだ瞳を閉じ美しい顔をして眠っている。  眠って、いるのだろうか。  積もる花弁に埋もれるその姿は、まるで桜の柩に横たえられているかのように儚く、ともすれば吹きすさぶ春の風にさらわれてしまいそうだ。或...

贈り物] 火花

 概要:  小さく弾ける火花。 伴う、鋭い痛み。「いたっ」「……静電気ですね。申し訳ありません」「いや、これは反町のせいじゃないでしょ……」 さらさらと目の前で揺れ動く綺麗な長い黒髪。いつもなら、どれほど掻き混ぜてぐしゃぐしゃにしようとも、軽く首を振ればさらりと元に戻るはずのそれが、ふわふわ逆立って揺れていたのだ。 空調で揺れているわけではない髪を見て、これはと思った湊吾が反町の背中へと手を伸ばした途端、バチッ...

贈り物] 頑張れ新丸子裕司

 概要:  通い慣れた道程。通い慣れた洒落た美容院の扉を開けると、明る過ぎる声が湊吾と反町を迎えてくれる。 飛んでくるハートまでもが見えそうなその声の持ち主は、しなやかな体躯をくねらせながら傍へと駆け寄ってきた。「あらあっ! いらっしゃ~い。反ちゃぁんっ、今日こそゆるふわパー……」「お断りいたします」 一刀両断。 カリスマ美容師は、淡いピンクのグロスの塗られた唇をぷうっと尖らせた。 どうしても反町の髪をくるん...

贈り物] 取るに足りないもの

 概要:  ようやく自分のもとへ戻ってきた反町の姿を見て、湊吾は息を飲んだ。 彼は全身、血塗れだった。 返り血も勿論あるだろう。しかしながら、端正な顔は泥に汚れ、頬は腫れているし、唇もどうやら切っている。 綺麗な髪もばさばさだ。 歩き方がどこかぎこちないのは、足でも痛めたのだろうか。「反町……!」 咄嗟に駆け寄った湊吾を見て、僅かに安堵の笑みを浮かべた反町が、その場でかくんとくずおれた。 間に合わなかったのも...

贈り物] きみが媚薬(R-18)

 概要: 「あっ……はぁ、はっ……」「すごいね、こんななってる……。苦しい? 反町……」 性欲などないのではないかと錯覚しそうなほど、淡白な様相を崩さなかった冷めた印象の従者。一分の隙もない、秘書としての立ち居振舞い。 そんな普段の彼の姿など、今は見る影もなかった。 白い素肌を完璧なまでに隠す、制服紛いの衣装を肌蹴させ、けれども全てを剥ぎ取ったりはしない。下履きだけを完全に取り払った湊吾は、苦しげに主張している男の...

贈り物] 愛されすぎるきみはすこしきらい

 概要:  都内の有名な高級ホテル。 その中央あたりに位置する大ホールで、各界の著名人が集うパーティが催されていた。 つまるところ、有閑な金持ちの暇つぶしである。 もしくは、顔売り。 横濱商会の社長は海外出張中なため、息子の湊吾が代理として参加しているので、反町は例によって付き添いでこの会場にいるのだが、はっきり言ってこういう華やかな場は苦手だった。 湊吾は堂々とテーブルの一つに腰を落ち着けているが、反町は...

贈り物] 無錠の檻

 概要:  彼が何を求めているのか。 自分をどうしたいのか。 解らないわけではない。 どうして応えられないのか。 なぜ躱し続けるのか。 解らないわけがなかろうに。 ――それでも、どうしても、あなたは私に選ばせると仰るのですか……無錠の檻 薄い耳朶でアクアマリンのピアスが光る。 付かず離れず湊吾の半歩ほど後ろを歩く反町は、小さな青い輝きを見るとはなしに見つめ、持ち主の瞳の方が綺麗だと漠然と思った。 クウォーターで...

贈り物] 密室

 概要:  さわる。 抱きつく。 キスをする。 初対面で髪を掴んでからこっち、彼は自分の為す行動すべてを甘受した。 冗談混じりに諫められることはあっても、けして本気の拒絶をしない従順な痩身。 彼は気付いているのだろうか。 そうやって少しずつ、自分の施す行動に慣らされていっていたことに。 度が過ぎたスキンシップに、何年もかけて麻痺させられていることを解っているのだろうか。 ――自分がいだくどす黒い欲望を、おまえ...

贈り物] 束ね緒(つかねお)

 概要:  おかえりなさいませ、と口々に言う大人たちの陰に隠れるようにして、小さな人物がひゅっと消えたのが分かった。 反町はそれを一瞬目で追って、すぐにまっすぐこちらへ向かってくる男に視線を戻す。「おかえりなさいませ」「ただいま、反町」 仕立ての良いスーツは彼の身体にぴったりと合っていて、そしてとてもセンスが良い。 彼の息子は母親似だという話だったが、にっこりと笑ってくれる表情なんかは、父親とも似ているんじ...

贈り物] 七夕

 概要: ※湊吾と反町の牽牛&織姫パロです。七夕 一年に一度の逢瀬。 逢いたくて、瞳を交わしたくて、触れたくて。 焦がれ続けた日々が、今、ようやく報われた。 私を輝かせることのできる、たった一人のひと。 駆け寄ってくるその姿に飛びつきたいのはこちらも同じなのに、全身を見つめたくてつい歩みがのろくなる。 僅か見上げる高さにある灰緑の瞳。 その中に映るは、自分の姿だけ。 こんな至福があろうか。「……お久しぶりです...

贈り物] 追いかけっこの結末は

 概要: 「反町、たんまち! たーんーまーちー!」 何年経とうとやかましいことに変わりのない男の声に、反町は心密かに嘆息する。部屋に入ってきてから名を呼んだって問題ないだろうに。何だって廊下から連呼するのだ。「ここにいますよ」 蝶番が外れかねない勢いで扉をはね開けられる前に、反町がドアから半身を出して迎えた。 自分の姿を確認して、相好を崩した湊吾は、廊下にいるにもかかわらず華奢な身体を抱きすくめる。「反町、...

贈り物] 君の、特別な

 概要:  蝉がうるさい。 横浜家の広大な庭にわんさとある木々は、そりゃあもう綺麗に手入れが行き届いているが、蝉の侵入までもは防げないらしい。仕方のないこととは言え、反町は頭の中にわんわんとハウリングする蝉の声に、無表情のままげんなりとしていた。 六歳で親に捨てられ、二年間育った施設から反町を引き取ってくれたのは、この家の主人である。『反町』という名前をくれたのも彼だ。 彼のことは嫌いではない。大きくて温か...

贈り物] 午後の余花

 概要: 「反町」 おそらく、湊吾の人生の中で最も多く口にしているであろう単語。 そしてこれからも、その順位が変わることはない。「なぁ、反町」 ほら、また一つ増えた。 呼ばれた男は茶器を片付けていた手を止めて、感情を窺わせない声音で返事をする。それでも、他の人間に対するものとは決して同じでない柔らかさを湛えていた。「なんでしょうか」 気怠い午後の薄暗さの闇をも拒絶する白皙の美貌が振り返る。後ろで緩く一つに結...
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